【トピックス】
早い方は、ボチボチ納車が始まっていると思いますが皆様いかがお過ごしでしょうか？
先週は、開発(セッティング）完了したばかりの車高調「STREET BASIS」のついたヴィッツで走りまわってみましたが、
今週は「何が違うとノーマルとこんなに違ったフィーリングになるんだろう？」をちょっと見てみましょう
では、さっそく比べてみましょう！
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ノーマル ：フロント＝２．４Ｋ／リア＝２．７Ｋ
STREET BASIS：フロント＝４．０Ｋ／リア＝３．１Ｋ
ノーマルでは、フロントよりもリアのレートが高く、前後のロールバランスはかなり前よりの設定。
これに起因して、ブレーキングの際のノーズダイブが大きくリアの荷重抜けからブレークが早目なんだなぁと。
ただ、路面が滑りやすかったり低速コーナーが連続なんていう時には向きを変えやすいと言うメリットはありますよね
対して、STREET BASISでは、フロントの方がリアよりも固めの設定。４．０Ｋを採用した事で、
コーナーではフロントがグッと踏ん張って、深〜いロールも大分収まり内輪の接地感を生み、安定感が増しているんですね
リアのスプリングレートが、フロントほど高くない理由には、乗り心地にも配慮した結果でもあったりします。
リアはサスペンションの真上に人が乗る様な位置関係なので、少しの変化が大きく乗り心地に影響しちゃうんですよね
じゃぁ、ショックアブソーバーはどうなのよ？と言う訳で見てみましょう？
の前に・・・何だか意味のわからない下の曲線図。これ、ショックの固さを表す「減衰力表」なんです。
ちょっとグラフの説明を…
・グラフの横軸はピストンスピード、縦軸が減衰力の値になります。
・ピストンスピードとは、サスペンションが動く速さで、
イメージ的にサーキットなど平坦な路面の多くは低速(グラフの左寄り)
・ラリーなど荒れた路面などでは、グラフの右寄りを多く使う事になるのです。
・減衰力はダンパーの固さを表すもので、グラフの線が上下に大きく振れるほど固いということになります。
・グラフ上目盛り線を境に、上側が「伸側＝Rebound側」、下側が「縮側＝Bump側」となるんです。
と、なんとな〜くの説明を終えて・・・先ずはフロントから！
先ずは。グラフの�，良�分。
この辺りは俗に「低速」と言われている部分でショックがゆっくり動いている部分なんです。
例えば、ロールし始める瞬間だったり、ブレーキングの時だったりと言うシチュエーションがこれにあたります。
赤はノーマル、緑がテインですが、テインの方が低い値＝柔らかい数字になっていてショックの動き始めがスムーズ。
スプリングレートは前述の通り固くなっていますが、そういった面をバランスさせて乗り心地や自然なハンドリングに貢献。
続いて�△良�分では、今度はテインの方が高い値になっている＝固くなっているのですが、
ノーマルのコーナリング時に感じられる「ヒョコヒョコ」を固くする事によって、うまく抑えているんですね。
お次とピーコ
ではなく、お次はリア！
先ずは�，良�分。ノーマルの方が高い値＝固いを表しているのですが、ちょっと大きめのギャップを通過した際などに、
ドスンと落ちる様な感覚に繋がっているのを、柔らかくしてあげる事でショックを伸びやすくしてあげる事によって
地面になるべく長く着いていられる状態を作り、車が安定している状態＝乗り心地の改善に繋がっているんですね
では、お次は�△良�分。こちらもテインの方が低い値＝ソフトになっており、ちょっぴり固めになったスプリングの固さや、
路面からのゴツゴツ感を低減する事に繋がり、これもまた乗り心地に貢献。
スプリングだけでもない、ショックだけでもない、
トータルでパッケージになっている車高調キットならではのバランスなんですね
それでは皆さん、良い週末を！
by 企画のヒゲ
へ・・・そう、
」
