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テインユーザーズボイス 投稿募集中!!
スピカ☆★   さん
メーカー:SUBARU
車種:WRX STI
型式:GVF
グレード:
年式:
駆動方式:4WD
【使用中のテイン製品】
MONO SPORT
EDFC ACTIVE PRO
【インプレッション】
MONO SPORT
〔スタイリングについて〕
今回、「MONO SPORT」装着の際は、基準車高として指定されている フロント-25mm リア-20mmにてセットアップしました。
この結果、タイヤハウス上端で、ボディとタイヤのクリアランスが、フロントで10mm程度となりましたが、リアは0mmまたは若干タイヤに被り気味になりました。計測し忘れましたが、ジャッキアップポイントでは、ほぼ水平レベルに見えましたが....この辺りは、荷室の積載物などによって、多少の個体差が出るでしょうね。
個人的には、見た目重視派なので、前後のタイヤハウスの状態を考慮して、もう少しリアを上げても良いかと思います。という訳で、私は後日、リアのみ+10mm程度、車高を調整しました。

〔乗り心地(市街地)について〕
装着後、札幌市内の多くの道路は、圧雪またはアイスバーン状態でした。いわゆる”そろばん道路”と言われるガタガタ路面も多い状況でした。
減衰力は、前後左右共に、8段戻しからスタートし、10段戻し....16段戻しと、2段ずつ戻しながら調整してみました。....が、結局のところ、路面状況から厳しい乗り心地となる場面もありましたので、雪道の間は14段戻しを中心に使用することにしました。
乗り心地は、これまで使用していた車高調に比べると、明らかに硬さを感じますが、ただ硬いのではなく、製品そのものが強固な感じで、足回り全体がシッカリしました。
路面の段差では多少バタつきも出ますが、すぐに収束するので安心感があります。本体重量が軽いにも拘らず、シッカリ感、安定感を感じるのはセッティングの妙ですね。サマータイヤに履き替えるのがとても楽しみになりました。

〔乗り心地(高速道路)について〕
高速道路では、バネレートが相応に高いこと、足下の軽さを大いに感じることが出来、走行安定性が大きく向上しました。また、「EDFC ACTIVE PRO」を同時装着したことにより、加減速G感応および車速感応による減衰調整機能の働きで、車の姿勢が安定し、安心感も得られています。

〔同乗者の感想〕
(TEIN STREET FLEX装着のTOYOTA 86オーナー Sさん)
「硬い!けど、しなやかでゴツゴツしない。きちんと支えてくれている感があります。EDFCとの相乗効果か、挙動がとても自然で硬いことを意識させません。乗り心地も快適です。峠でのワインディング、サーキット走行でもぜひ乗ってみたいです。」と嬉しい感想をいただきました。

〔オススメ度〕
国内の老舗メーカーであるTEINの最新型の車高調ですので、これまでに蓄積されたノウハウを余すことなく投入されているようです。
車両の使用方法として、市街地を中心に使用される方やご家族を乗せてレジャーに使用される方には「MONO SPORT」は少々ハードです。
いわゆるスポーツタイプの車両にお乗りの方で、ステアリングフィール、ブレーキングフィール、アクセルレスポンスを感じながら、アクティブな走行を手頃な価格で楽しみたいと思っていらっしゃる方にオススメできます。また、ひと目でTEINと分かる深いグリーンのカラーリングも満足感を高めてくれます。
一緒にテイーン兄弟になりませんか?


EDFC ACTIVE PRO
〔コントローラーのサイズ、取付場所について〕
コントローラー取付けの際、作業をお願いしたショップ様から「EDFC ACTIVE PRO」のコントローラーは、内部にGセンサーが組み込まれているため、なるべく垂直な平面に固定する必要があるとのことでしたので、垂直面の少ない私の車両では、助手席側のインパネに両面テープで固定することにしました。
この位置だと、走行中は手が届かないので、操作は停車時に行うまたはナビゲーターにお願いすることになります。
しかしながら、「EDFC ACTIVE PRO」の場合、3軸加速度センサーが搭載されており、設置面が傾いていても大丈夫で、センサーをリセットすることにより正確な動作をするようになっておりました。
この辺りは垂直面が少ない車両のオーナーさんには嬉しい対応かと思います。取付作業を実施されるショップ様でもご存知ない場合もあるようですので、是非アピールをしておきたいと思います。
配線に関しては、コントローラーと減衰力調整用のドライバーユニットの間が無線化され、設置作業が簡素化されるように配慮されています。無線となるとレスポンスが心配になりますが、コントローラーから指示が出てモーターが動作するまでの間にタイムラグは感じません。素晴らしいです。

〔加減速G感応、車速感応による減衰力の自動制御について〕
「EDFC ACTIVE PRO」の最大の魅力が加減速G感応、車速感応による減衰力の自動制御機能です。スタート時、ブレーキング時、コーナリング時に、それぞれ加速度Gを検出して車両の姿勢が適正になるように減衰力を制御してくれます。
また、GPSにより車速を検知し、低速走行時は減衰力を多め(柔らかめ)に、高速走行時は減衰力を少なめ(硬め)になるように制御してくれます。
雪道の状況下、効果を大いに感じられるほどの走行はできていませんが、これまで、特にスタート時においてリアが踏ん張ってくれているのを感じることができました。サマータイヤに履き替えて、いろいろな走り方で試してみるのが今から楽しみです。

〔減衰力の自動制御レスポンスについて〕
先に述べましたが、コントローラーと減衰力調整用のドライバーユニットの間が無線化されているとのことでしたので、一番気になっていたのが減衰力の自動制御に関するレスポンスです。
車両によって差異があるのかは分かりませんが、私の場合、全く無用の心配でした。アクセルオン時、ブレーキング開始時のレスポンスにタイムラグを感じません。本当に良くできていると感じます。

〔コントローラーディスプレーのイルミネーションカラーについて〕
コントローラーのディスプレーは、デフォルトの4色(ホワイト、グリーン、アンバー、ブルー)に加え、好みの色に微調整できるユーザーカスタマイズ機能が搭載されています。
私の場合、デフォルトカラーのアンバーが車両のメーター等の色とほぼマッチしており、微調整はしていませんが、ベストマッチさせるにはもう少し赤色を強めに調整しても良いのかもしれませんので、いずれチャレンジしてみようかと思います。日中でも読み取りに必要十分な明るさがあり、見やすさに不満を感じる事はほぼないものと思います。

〔その他の機能について〕
GPSによる速度表示機能、時計表示機能、トリップメーター表示機能、経緯表示機能、Gセンサー表示機能など、便利な機能も満載です。私は減衰力の状態表示をメイン表示し、速度表示をサブ表示するように設定しています。
車速感応による減衰力の調整状態が視認できるので、視覚的にもとても楽しめています。

〔価格と機能のバランスについて〕
本体とGPSセンサーなどの付属品を含めると、およそ7万円と高価ですが、自動調整機能が秀逸であり、また所有する喜び、視覚的な楽しさを考慮すると決して高くはないと思います。
あとは耐久性かと思いますので、できるだけ長く付き合える事を期待しています。

〔オススメ度について〕
先に記載しましたが、減衰力調整機能の効果もさる事ながら、視覚的効果も期待どおりですし、同乗者もとても楽しんでくれます。サーキットをガンガン攻めるような走り方をする方から、街乗り中心の方まで幅広く楽しみ、活用できると思います。
お小遣いに少し余裕ができた方には、是非購入をオススメしたいと思います。
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