EDFC II アクセサリ電源をとる場所

最近の車は、後付けで様々な電装品を装着するケースが目立っています。【写真11】オーディオ、カーナビ、ETCなどの他に、電気式追加メーターなどのチューニングパーツも増えています。テインのEDFC IIも電気式の減衰力コントローラーなので、他のオーディオなどと同様に電気配線処理が必要となります。

最近多くなっているのは、EDFC IIのアクセサリ電源をとる場所が悪くて、電圧降下によりエラーが発生するという事例です。これは前述のように他の電装品を多数装着されており、またそれら電装品のアクセサリ電源と同一の場所から、EDFC IIのアクセサリ電源を配線処理した場合に多く見られます。他の電装品と同一の配線からアクセサリ電源をとった場合、どれかの電装品で多くの電力を消費すると、瞬間的な電圧降下により、EDFC IIにエラーが発生する場合があります。

この場合はEDFC IIのアクセサリ電源を、他の電装品で使用していない配線からとって頂くと問題は解決致します。12Vの電源ソケットなどから単独で確保できることが最も望ましいすが、もし難しい場合は、なるべく消費電源が少ないほかの電装品とアクセサリ電源を共有して下さい。なお常時電源、イルミ電源は、電圧降下によるエラーの原因になりません。【写真12、13】