全日本ダートトライアル第6戦は、栃木県の丸和オートランド那須で開催された。
当日は接近する台風4号の影響で朝から激しい雨に見舞われ、ヘビーウェットから悪化していく路面の中
激しい戦いが繰り広げられた。
SC1クラス、前戦コスモスパークでは雨の中4位と低迷した石井選手。今回は1ヒート目から圧倒的な速さを見せる。1ヒート目クラス唯一の1分40秒台をマークすると2ヒート目にさらにタイムアップ。荒れた路面の中でも安定したドライビングを見せ今季4勝目、そして早くもシリーズチャンピオンのタイトルを手にした。
SC3クラス、今季今ひとつ歯車の噛み合っていない炭山選手。シリーズチャンピオン獲得にはここで優勝しなければタイトル争いから脱落してしまう。しかし悪化した路面でも装着した「TYPE Gr.N」ダンパーは炭山選手の絶妙なステアリング操作に応えマシンを前に進める。結果1ヒート目、2ヒート目共にトップタイムをマークし今季2勝目を挙げる。シリーズ争いにもとどまり残り2戦も熾烈な戦いが予想される。
N2クラスでは原選手、岡林選手が健闘し2位、3位入賞。SA1クラスでは櫛田選手、SA2クラスでは木島選手が2位入賞と各クラスでテインユーザーが活躍した。
次戦、第7戦は約2ヶ月弱のインターバルを開け石川県の門前モータースポーツ公園で開催される。シリーズ争いも佳境に入りテインユーザーの活躍に期待したい。 |