2007年全日本ダートトライアル選手権が丸和オートランド那須において開幕した。
前日24日の公開練習日は曇りながらもDRY路面であったが本番当日は生憎の小雨。第2ヒートからはDRY路面へと変化し、刻々と変わる路面状況にテインショックアブソーバ装着車はその性能を発揮した。
N2クラス、1ヒート目を2位につけた原選手。2ヒート目に逆転を狙いリアショックアブソーバのセッティングを変更する。注目の2ヒート目、中間地点でベストタイムを更新。そのまま優勝かと思った矢先にエンジントラブルに見舞われ5位に終わる。代わって調子を上げてきているBOON X4の岡林選手が堅実な走りで2位に食い込む。
N3クラス、昨シーズンは転倒などで思うように成績が残せなかった赤羽選手。ここ丸和は地元でもあり期待が掛かる。1ヒート目は5位。新たに仕様を変更したHGダンパーの感触をつかみ2ヒート目に逆転を狙うもあと1歩届かず5/100差で2位となる。N3クラスは6位までが1秒以内という激戦となった。
SA1クラス、今シーズンDC5インテグラに乗り換えチャンピオン奪還を狙う05チャンプの川島選手。1ヒート目のWET路面でも2位に0.5秒差をつけトップに立つ。DRY路面へと変わった2ヒート目、後半セクションでやや遅れるもトップに立つ。そしてラストゼッケンの木島選手。装着したHGダンパーのセッティングを見直し正確なラインで車をコントロールし、見事逆転優勝を飾る。
SC1クラス、昨シーズンチャンピオンの石井選手。「運転のリズムが合わずダメですね。」と言いながらも2ヒート目に逆転しまずは1勝目を挙げた。ダブルエントリーの山本選手も3位に入りHGダンパーのポテンシャルの高さを証明した。
今シーズンも好調なテインユーザーの活躍にご期待ください。   |