2010年の全日本ラリー選手権の第7戦「M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ 2010新城ラリー」が10月15日〜17日に岐阜県高山市を起点に開催された。
SS総距離は105kmのターマックコース。標高の高いコースでありかつナイトステージもあり、昼夜の気温差が大きく路面温度に影響するため各チームはタイヤ選択に悩むことになった。
JN4クラス
序盤からエンジン不調でタイムの伸びなかった石田正史選手はセクション2でオイルラインが破損し出火、残念なリタイヤとなった。
JN3クラス
今期のターマックラリーで3勝挙げている眞貝選手はシリーズチャンピオンの望みをかけて今回のハイランドに挑む。DAY1のセクション1の6SS中5本をベストタイム、ナイトステージのセクション2でも4本中3本のベストと圧倒的な速さで2位との差を1分10秒まで広げた。DAY2ではペースと落とす余裕も見せるも2位に前戦同様に1分半近い大差をつけて今期4勝目を飾り、シリーズチャンピオンの望みを最終戦に繋げた。なお眞貝選手の使用しているラリー仕様セッティングのTYPE-HTダンパーは今期初戦からメンテナンスフリーで使用しており、TYPE-HTの抜群の性能と高い耐久性が証明された。
第8戦は11月5日〜7日に福島県で開催されるMSCC東京ラリー2010となります。 |