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プロダクションカー世界ラリー選手権 Rd.5 Rally d'Italia-Sardegna
P-WRC初開催 ラリー イタリア サルディニア
P-WRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)第5戦は5月22日〜24日、P-WRC初開催となるラリー・イタリア・サルディニア。
イタリア首都のローマから約320km西にあるサルディニア島のオルビア街が舞台、スペシャルステージ(SS)は17本、SS総距離は約346kmのグラベルコース、道幅はせまく滑りやすい上に高速ステージ、また気温は30℃を超えるタフなラリーとなりました。
 
DAY1のSSは6本、SS総距離は130km。
SS1の4位からスタートしたP.フローディン選手。
SS2からプッシュし始めSS2,SS3,SS6とこの日3回のベストタイムを獲得し2位とは0.7秒と僅差ではあるが見事に1位でDAY1を終える。
 
DAY2のSSは6本 SS総距離は130km。
この日最初のSS7でドライブシャフトにトラブル発生し、駆動がかからずペースが上げられない。午前のSS9まで我慢の走りとなりサービスに戻ってきた。
この時点で1位から3分8秒の差の5位。
ウスペンスキー・ラリー・テクニカのメカニックによりマシンは完治され、P.フローディン選手は午後のステージに向かう。
「今までの一番コースが荒れていて、コースの上に大きい石しかなかった」とコ・ドライバーのG. バーグステン選手がコメントしたSS10はペースを抑えて5位。
次のSS11からペースを上げ、トップから1.6秒差で2位。
DAY2の最終ステージ、このラリーで最長(約30km)のSS12は見事ベストタイムでDAY2を4位で終えた。
 
DAY3のSSは5本、総SS距離は86km。
上位陣とタイム差あるものの3位浮上目指してスタートし好タイムを連発するが、今度は電気系トラブルが発生、タイムコントロールに遅着しペナルティを受ける。
残念ながら3位浮上とならず4位でラリーを終えた。
 
不運が続くP.フローディン選手だが、今回のラリーはSS17本中ベストタイム4回、セカンドベスト3回と持ち前の速さをアピールし存在を示した。
 
次戦は6/11〜14 灼熱のギリシャ アクロポリスラリーとなります。
TYPE Gr.NとP.フローディン選手の活躍にご期待ください。
順位 No. ドライバー 車両 タイム 備考
1 46 N.アルアティヤー インプレッサ WRX STI 4:20:39.4  
2 49 P.サンデル ファビオ スーパー2000 +1.5  
3 31 A. アラウージョ ランサー Evo. IX +3:44.1  
4 45 P.フローディン インプレッサ WRX STI +6:35.5 テイン装着車
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