2008スーパー耐久シリーズは、ツインリンクもてぎでシリーズ最終戦を迎えた。
シリーズ後にオーバルバトルが開催される為、1日で予選と決勝を行うタイトな日程。予選は走行データの分析とセットアップのスピードが要求される中で、テインユーザーのST3#39がクラスレコードに迫る驚異的なタイムで見事にポールポジションを獲得。ST3クラスではシリーズ上位入賞の可能性がテインユーザー3チームに残っており、決勝に期待がかかる。
午後からの決勝は、秋の曇り空ながら気温20℃、路面温度は27℃とコンディションは良く、各チームとも状況に合せた作戦を立て105周500Kmレースが11:55にスタートが切られた。
各クラスとも序盤から激しいバトルが展開されたが、大きな順位変動があったのはST3クラス。予選で出遅れた#15が予選と変わらないタイムで周回を重ねクラス2位まで浮上し更にはトップをうかがう状況。レースも中盤を過ぎた頃、#15は#39を捉えて遂にクラストップを奪取する。更に終盤のピット作業ではタイヤ交換無しの2スティント作戦を敢行してマージンを稼ぐ。このまま、#15のトップチェッカーかと思われた90周目、マシントラブルが発生。急遽ピットインを余儀なくされ6位までポジションダウンとなる。そんな中、#39は粘りの走りで2位を死守したままゴールを迎えた。
テインユーザーではST3クラスの/#39が2位表彰台を獲得、最終戦で逆転しシリーズ3位を獲得しました。来年もテイン勢の活躍にご期待ください。 |