2008スーパー耐久シリーズ第3戦は、富士スピードウェイで4時間という長丁場のレースが開催された。
6月14日の予選は、快晴で夏の様な暑さとなった。テインユーザーのST3#39がAドライバーセッションでトップタイムを叩き出し前戦と同様の展開。Bドライバーセッションでは2番手を獲得し、結果クラストップという絶好のポジションで決勝を迎えることとなった。
6月15日の決勝は、予選と異なり曇空で肌寒く感じるくらいの天候となり路面温度は20℃もの差になっていた。各チームとも状況に合わせた作戦を立て4時間レースのスタートが切られた。
序盤から目まぐるしく順位が入替わったST3クラス。クラストップからスタートした#39は序盤で順位を落とすも、好調の井入選手が後半ドライブして追い上げる作戦。#113はタイヤ交換無しの2スティントピット作戦でクラストップに踊り出る。しかし、2時間が経過したレースの折返し地点で、トラブル車両によりセーフティーカーが導入。これにより、トップ快走を続けていた#113の貯金は水の泡と消え、#39とともにセーフティーカーの位置関係によって上位争いからで脱落してしまう。そんな中、終盤に追い上げを見せた#15が3時間経過したころには表彰台圏内までポジションアップ、そして4時間後のゴールを迎え3位表彰台を獲得した。
次戦、7月の十勝24時間でテインユーザーは巻返しを狙う。 |