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Wales Rally GB
GRB型インプレッサのP-WRC初優勝を支えたテインダンパー
2008年P-WRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)の最終戦となる第8戦「Wales Rally GB」が、12月4日〜7日ウエールズのカーディフおよびスワンジーを基点に開催された。
 
今回、ロシアのウスペンスキーラリーテクニカから参戦したP.フローディン選手、事前に母国のスウェーデンでテストを十分に行いGRB型インプレッサ、テインダンパーの感触を確かめ自信を持ってこのイベントに参戦した。
 
DAY1 降雪、凍結という危険なコンディションによりキャンセルや距離が短縮されたSSが発生、早くもこのラリーの難しさがわかる。そんななかP.フローディン選手は好タイムを連発、1位に約30秒差の2位でDAY1を終えた。
またイギリスラリー選手権に参戦しているD.ヒギンズ選手も5位と上々のスタートだ。
 
DAY2 P.フローディン選手はSS9とSS12でベストタイム、見事1位に浮上した。「サスペンションが良く働き、ドライビングに問題なし」と笑顔でコメント。トップを走るP.パトリック選手にプレスやラリー関係者の注目が集まる。D.ヒギンズ選手は残念ながらSS10でコースオフとなりDAY2を終了、DAY3をスーパーラリーで復活する。
 
DAY3 SSの残りは4本、約90km。2位に19秒差でスタートしたP.フローディン選手、SS17でマシントラブル発生、スピンもあり2位に1秒差まで詰められるが、ウスペンスキーラリーテクニカのサービスによりマシントラブルは修復されサービスパークを後にした。そして歓喜の時を迎える。SS18、SS19を閃光のごとく駆け抜けベストタイムを奪取、P.フローディン選手自身にとって初となるP-WRC優勝を決めた。またこの優勝はウスペンスキーラリーテクニカにとってもP-WRC初優勝、そしてGRB型インプレッサにとってもP-WRC初優勝となる記念の優勝となった。
 
2008年のP-WRC最終戦を優勝で終えたテインダンパー。2009年の活躍にもご期待ください。
順位 No. ドライバー 車両 タイム 備考
1 44 P.フローディン インプレッサ 2:56:01.3 テイン装着車
2 41 A.アイグナー ランサー Evo. IX +1:42.1  
3 60 G.ウィルクス ランサー Evo. IX +2:07.7  
7 50 A.アラウージョ ランサー Evo. IX +28:52.6 テイン装着車
8 59 D.ヒギンズ インプレッサ +32:16.5 テイン装着車
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