全日本ラリー選手権の第9戦が岐阜県高山市を中心とするターマックステージで行われた。
本大会は車両にとって非常に過酷な状況で繰り広げられるため、カーブレイクラリーと呼ばれるほどである。今年よりグラベル区間が無くなり、オールターマックコースでの開催となるため、走行回数による有利さが無くなり、各選手イコールコンディションでの戦いとなった。
JN-4クラス 石田正史選手は前回の第8戦でシリーズ優勝を逃したものの、今回は絶好調の仕上がりでSS1〜SS3でベストタイムを叩き出す。SS4では2位の勝田選手とほぼ同タイムを記録し、優勝争いのデットヒートを繰り広げる。しかし、SS4でマフラーを破損し、ブースト圧が下がらなくなるアクシデントが発生!!惜しくもSS8でリタイアし、シリーズランキング2位の決定は最終戦へと持ち越しとなった。
最終戦の新城ラリー2008は11月21〜23日に愛知県新城市のターマックステージで行われる。最後までテインユーザーの走りは見逃せない。 |