全日本ラリー選手権第5戦は関東地区から近い福島県棚倉町周辺を中心に開催された。
SSは12本、総延長は64.27kmであり、そのほぼ全てがグラベルのステージとなっている。
石田正史選手がグラベルでのGr.Nダンパーの高性能を証明するかのように次々とベストタイム、セカンドベストを叩き出す。
ライバルがバーストなどトラブルある中、石田選手も無傷では済まずロアアームを破損、過酷なラリーとなったが、Leg 1終了時点で2位以下に50秒以上の大差をつけ、ベテランの貫禄を見せる。
Leg 2では確実性の高い走りでフィニッシュ、見事にシーズン2勝目を獲得した。
これでシリーズポイントは2位へ浮上、次戦のラリー北海道にも期待がかかる。
JN2クラスの関根選手は3位完走となった。 |