全日本ラリー選手権の第10戦は愛知県新城市のターマックステージで行われた。
2004年の開催当初より、毎年雨が続く悪天候なイメージがつきまとうラリーであったが、今回は2日間共に快晴の中での開催となった。
しかし、前日夕方に降り注いだ雨でSS1は若干のウェット路面となり、車両が走行するごとに砂利が浮いてきてしまい、選手たちの予想を裏切り非常に悪条件の路面コンディションとなった。
JN-4クラス 石田正史選手はシリーズ2位をかけての戦いとなる。シリーズ3位の北村和浩選手と数ポイント差という接戦となるため、最後まで気が緩めない。
スタート直後、トップの3人で拮抗する三つ巴のラリーとなったが、SS4でエンジントラブルが発生!!なんとか修復するもの、順位を6位にまで落としてしまう。
しかし、ここからがベテランの真骨頂。SS7から怒涛の追い上げを見せ、SS10から最終SSまでをトップタイムで駆け抜けて3位でフィニッシュ!!見事シリーズ2位を獲得した。 |