全日本ダートトライアル第7戦『THUNDERS Dirt Trial』が京都府にあるコスモスパークにて行われた。
昨年は悪天候の中での開催であったが、今年の開催当日は見事な晴れ間が広がり、路面も硬質の乾燥状態。また、コスモスパークならではのハイスピードコースレイアウトの為、迫力満点の走りが期待される。
N1クラス 児島選手は1位を狙う河石選手との勝負となる。ここで優勝を逃すとシリーズチャンピオンへの望みを絶たれてしまうために、絶対に負けられないアタックとなる。1ヒート目で好タイムを記録するものの、河石選手に約0.4秒の差をつけられてしまう。2ヒート目に巻き返しを図り、お互いタイムを更新したもののその差を縮めることができず、シリーズ2位の結果となった。
N2クラス すでにシリーズチャンピオンを決めた原選手は、王者の余裕からか安定した走りを見せる。同クラスの選手が熾烈なシリーズ2位争いを続ける中、確実にタイムを刻んでいき3位入賞を決めた。
SC3クラス 炭山選手は1位と21ポイントの差で2位。優勝するには1位獲得が必須の中、トップタイムを叩き出す。優勝獲得を目前とするもライバルの谷田川選手がベストタイムを更新。惜しくも2位となりシリーズ優勝を逃してしまった。
今年の全日本ダートトライアルも残り1戦。最終戦でのテインユーザーの豪快な走りを期待したい。 |