2008年フィンランドラリー選手権(FRC)の最終戦が9月19日〜20日、フィンランド南東部のミッケリ市周辺を舞台に開催された。TYPE Gr.N装着チームメイトのJ.サロ選手、K.カタヤマキ選手がシリーズランキング1位と2位で最終戦を迎えた。シリーズ優勝がかかっている最終戦。誰が優勝するのか…?
TYPE Gr.Nを装着したランサーEvo.IXのJ.サロ選手がチームメイトとライバルのK.カタヤマキ選手より前でフィニッシュすることにプレッシャーを抱えて第7戦に出走した。J.サロ選手とコドライバーのM.ステンベルグ選手がSS1とSS2でトップタイムをたたき出した。
しかし、SS3でトラブルが…!J.サロ選手が不正スタートで10秒のペナルティー!前戦と同じ状況になり、5.4秒の差でトップを追いかけることになってしまった。その後、強い走りを見せ、トップタイムをたたき出した。残りの2ステージでは、シリーズ優勝が掛かっているTYPE Gr.NチームメイトのJ.サロ選手とK.カタヤマキ選手の差がわずか8秒になった。J.サロ選手有利!
J.サロ選手はコンスタントな走りを披露し、トップを追いかけ続けた。最終戦を2位で終え、フィンランドラリー選手権のシリーズ優勝を獲得した!!これはJ.サロ選手の4回目のFRCシリーズ優勝となり、「ラリーを優勝するよりも、メインの目的はK.カタヤマキ選手より先にラリーを終えることでした。これを実現できたから、最高です!今年は2つの目標を獲得することができた。1つは第1戦のアークティックラリーで優勝、2つ目はシリーズ優勝すること。」とコメント。チームメイトのK.カタヤマキ選手がラリーを3位で終え、シリーズ2位を獲得した!
2008年のフィンランドラリー選手権を終え、TYPE Gr.Nには最高の結果となり、ドライバー達の猛将な走りを披露し、今シーズンを風靡。J.サロ選手・M.ステンベルグ選手/K.カタヤマキ選手・L. ヒルヴィヤーヴィ選手、おめでとうございます!! |