第6戦、フィンランドラリー選手権(FRC)が8月29日~30日でフィンランドの南西部にあるウウシカウプンキの周辺にて開幕した。
今シーズンは僅か2戦を残し、TYPE Gr.N装着ユーザーJ.サロ選手はJ.ケトマー選手と46点で総合1位、K.カタヤマキ選手は43点で総合3位となり第6戦を向かえた。
DAY1、J.サロ選手はラリーの1番車両での走行となったため、滑りやすい路面状況となった。その影響でSS3はグリップを失い、コースオフ。エンジンもストールし、15秒もタイムロス!ラリーに戻り、リーダーとチームメイトのK.カタヤマキ選手から18.7秒差をつけられた。J.サロ選手とコドライバーのM.ステンバルグ選手のタイムを取り戻す戦いが始まる!次の3つのSSで驚異的な走りを見せ、残りの2ステージをK.カタヤマキ選手との差を5.6秒まで縮めて迎えた。
ラリーが終わり、K.カタヤマキ選手は5.5秒のリードをキープし、第6戦を優勝した。J.サロ選手が2位でフィニッシュし、TYPE Gr.Nユーザーが1位と2位!J.サロ選手が「簡単なラリーではなかったです。ステージ3のミスでそれ以降はタイムを追いかけるラリーとなった」とコメント。
2008年のシーズンに残りわずか1戦。K.カタヤマキ選手が70点でシリーズランキング1位。J.サロ選手は1点差で2位。シリーズ優勝が掛かる最終戦、2人のTYPE Gr.Nユーザーに期待がかかる。 |