2月15日・16日、フィンランドラリー選手権の第2戦が、フィンランドの中部のラウカァで開催された。開幕戦を1・2フィニッシュで終えたTYPE Gr.Nを装着するJ.サロとK.カタヤマキの走りに高い期待集まった。
初日からその期待に答えたのがJ.サロ。SS1を2位で終えると、SS2とSS3では連続してトップタイムをたたき出す展開に。一方のK.カタヤマキもSS1こそ縁石にヒットさせてしまい、タイムロスを強いられて9位となったものの。SS2, SS3では激しいアタックを敢行し、3位・4位と高位置でJ.サロを追い上げる。
J.サロは続くSS4, SS5でも、トップタイムをたたき出し、TYPE Gr.Nの実力を見せつけて、終わってみれば磐石の試合展開で第2戦でも優勝をつかむこととなった。
「序盤はサスペンションを含め、車の調子が良かったが、途中のSSからちょっとした違和感があり、安定して走れるドライビングスタイルに修正した。後でタイムを確認すると、修正後のドライビングスタイルの方が、コースに合っていたみたいで、結果的には速く走ることができたよ」
K.カタヤマキも最後まで素晴らしい走りを披露、SS7ではトップタイムをたたき出し2位を猛追、最後は2位とのタイム差がたった1.1秒だけという悔しい3位となった。 |