シビック・インターシリーズ第6戦は、宮城県スポーツランドSUGOにて開催された。
天気予報からは、台風の接近が心配されたが、なんとか雨は免れドライコンディションにて予選が行われた。ポールポジションを獲得したのはイチモリ選手、2番手には前嶋選手、シリーズポイントトップの松井選手は3番手につける。今回も予選は大激戦となり、トップから11番手までが1秒差以内!!インターシリーズの混戦ぶりを伺わせた。
決勝日の朝、なんと天気予報は外れてあいにくの雨。最終日の決勝にして、レースウィーク初のウェットコンディション。波乱の展開が予想される中、18周の決勝レースがスタートした。
スタートでは大きな波乱はなく、各車クリーンなスタート。トップ争いはポールスタートのイチモリ選手を前嶋選手、松井選手が攻め立てる!そして2台同時にイチモリ選手をパス!ここから前嶋選手、松井選手の優勝争い、更にはシリーズチャンピオンを賭けたバトルが始まる!一時は両者の差が開いたが徐々に差が詰まり、迎えたレース中盤、ついに前嶋選手を捕らえ1コーナーでアウトから豪快にオーバーテイク!!トップに躍り出る。だがしかし、直後の3コーナー立ち上がりで異変が。なんと松井選手に4速ギアを失うというトラブル発生、ペースダウンを余儀なくされ、前嶋選手にトップを明け渡してしまう。その後もトラブルを抱えながらもなんとか走りきり2位でゴールし、表彰台を獲得した。レース後、「これもレースだからね。」と松井選手。しかし勝てたレース、悔しさ残ってしまう結果となった。
これでシリーズチャンピオンの争いは、松井選手、前嶋選手の二人に絞られ、最終戦富士をなんと同ポイントで迎えることとなった。 |