シビックインターシリーズも後半戦に入り、第5戦は富士スピードウェイにて行われた。
天候は、予報でも非常に不安定とされ、晴天から突然雨が降ると言う状態でセッティングも困難を極めた。
予選は、開始前に降り始めた雨でウェットコンディションとなったが、シリーズポイントで2位につけるテインユーザーの松井選手が見事にポールポジションを獲得。雨量が増してからアタックした後藤選手も4位につける。
決勝は、雨を予感させない晴天となり15周のレースがスタートした。ポールスタートの松井選手はトップをキープしたまま、各車を従えて1コーナーへ飛び込んでいく。松井選手がオープニングラップから後続を引離しにかかる中、3位争いでは接触によるリタイアが発生し波乱の幕開けとなる。セカンドグループでは、テインユーザー同士のサイドバイサイドの激しいバトルも展開された。レース中盤の8周目、怪しい雲行きとなり大型ビジョンに映るのはワイパーを動かす各車。11周目には、激しい雨によってコースに川が出来る状態となり、スピン、コースアウトが続出し赤旗でレース中断。そのまま、レース成立となり、最後までトップを死守した松井選手が嬉しい今シーズン初優勝を飾り、シリーズポイントも逆転しトップに立った。 |