2008年のブリティッシュラリー選手権(BRC)の第3戦 「Rally Isle of Man」が、TTレースで有名なマン島で開催された。マン島はD.ヒギンズのホームタウンでもあり、コースを知り尽くしているD.ヒギンズとTYPE Gr.Nの活動に優勝の期待が掛かる。第2戦終了時点で総合1位のD.ヒギンズは果たして首位の座を守れるか!?
天気が変わりやすく雨が降ったり止んだりと、タイヤ選びが非常に重要になり、またうねりが多く非常にバンピーな今回のラリーはドライバー達にとって、過酷な3日間となった。
TYPE Gr.N装着インプレッサ(GRB)で始めてマン島を走り、多くの時間をサスペンションの設定にかけた。Day1から、次のステージに合わせたセッティングを毎サービスごとに実施、4位で終え。
Day2では、2位につけていたG.ウィルクスがサスペンショントラブルにより後退。また、スローパンクチャ―があり、車のジャッキアップ最中にトラブルが発生し、3つのステージをソフトタイヤで走る。S.ジョーンズもメカニカルトラブルによりリタイヤとなり、これで一気にD.ヒギンズは2位へ浮上。 Day3も、このままフィニッシュかと思われたが、G.ウィルクスの猛追撃に合い結局3位でラリーを終えることとなった。
それでも、第1戦からTYPE Gr.Nで常に上位入賞しているD.ヒギンズ/I.トーマス組はBRC総合1位をキープ!!
テインTYPE Gr.Nを装着し、プライベート参戦のH.エバンス/ I.ウィリアムズ組は、10位でフィニッシュとなった。
次回のブリティッシュラリー選手権(BRC)第4戦は、北アイルランドで開催されるターマックラリー。今回のマン島でのセットアップを元に更なる走りとTYPE Gr.Nの活躍に期待が持てる! |