この過酷なコースで年に1回行われるツーリングカーレースの祭典、ニュル24時間には毎年200台を超える車両の参加があり、BMW、ポルシェといったドイツのスポーツカーを中心に、日本車も数多く参加している。出場車両のレベルを日本のレースに例えれば、SUPER GTのGT300クラスから、D1並みのチューンドカー、スーパー耐久、ワンメイクレース車両等バラエティに富んでおり、地元のZAKSPEEDのような元F1チームのようなプロフェッショナルチームから、レース好きの仲間同士で作ったアットホームなチームまであり、非常に門戸が広い。テインは、ファルケンモータースポーツが参戦させたスカイラインGT-Rのサポートを続け、02年には総合5位に入る健闘を見せた。また05年にはステファン・サラザンを擁したPROVA RACING DEVISIONのインプレッサの足も担当し、こちらのクラス2位入賞という結果にも貢献している。このニュルで鍛え上げられたノウハウを元に、今年も2年ぶりにサポートを行うこととなった。