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C.シャオロンが2000ccクラスで2位表彰台を獲得!
1600ccクラスではH.チャオハンが殊勲の4位入賞!
2007年のCCC(中国サーキット選手権)第3戦が8月18〜19日、珠海(ズーハイ)近郊の珠海サーキットで開催された。同コースは90度コーナーを主体とする“ストップ&ゴー”のサーキットで、2000ccクラスにはフォード・フォーカスを駆るC.シャオロンを筆頭に6台のTEINユーザーが参戦。さらに778レーシングチームでキア・セラトを駆るH.チャオハン(20号車)、W.シャオフン(21号車)がトップカテゴリーの1600ccクラスにエントリーするなど、数多くのTEINダンパー装着車がこの難攻不落のテクニカルサーキットにチャレンジした。
レースウィークは雨に祟られ、レインコンディションでの走行となったが、天候が回復した18日の予選では弱冠18歳のシャオロンが2000ccクラスの4番手タイムをマーク。さらに翌19日の決勝でも快走を披露し2位に入賞。TEINダンパー初装着のイベントで表彰台を獲得した。
一方、1600ccクラスでもチャオハン、シォフンともに順調な仕上がりで、予選ではシャオフンが5番手タイム、チャオハンが6番手タイムをマーク。決勝では5番手グリッドのシャオフンがエンジントラブルに見舞われて8位でフィニッシュするものの、6番手グリッドのチャオハンがコンスタントな走りを披露し、殊勲の4位入賞を果たした。
中国最高峰のレースシリーズ、CCCもついに中盤戦へ突入した。第3戦の舞台はテクニカルなのレイアウトを持つ珠海サーキットで、フォード・フォーカスを駆るシャオロンが2000ccクラスで素晴らしいパフォーマンスを発揮。それまでは7番手、8番手が定位置になっていたのだが、TEINダンパーを装着した同レースでは事前テストから好感触で、18日の予選でもいきなり4番手タイムをマークする。さらに19日の決勝でもハイペースで走行を続け次々にジャンプアップ、2位入賞で表彰台を獲得した。
一方、1600ccクラスに参戦するチャオハン、シャオフンも事前のテスト段階から好走を披露し、18日の予選では経験豊富なシャオフンが5番手タイム、若手ドライバーのチャオハンが6番手タイムをマークする。そして19日の決勝では5番手グリッドのシャオフンが好スタートを披露し、4番手に浮上するものの、中盤でエンジントラブルが発生してしまい、ペースダウンを強いられることとなった。
これに対して尻上がりに調子を上げていったのが、6番手グリッドからスタートしたチャオハンで、序盤はペースが上がらなかったものの、中盤以降はコンスタントな走りを披露。ポジションアップを果たし、殊勲の4位入賞を果たす。これと同様にチームメイトのシャオフンも粘り強い走りを披露。エンジントラブルを抱えながらも8位チェッカーで完走を果たした。
■担当エンジニアのコメント(テイン開発課/滝沢良)
「今回の珠海サーキットはツインリンクもてぎと同様にストップ&ゴーのサーキットだったので、1600ccクラスに参戦する2台はフロント周りをハードにセッティングしました。この結果、ブレーキング時の姿勢は安定してきたのですが、タイヤに合わせた細かいセッティングがまだまだなので、今後はタイヤに合わせたセッティングを行なって全体のポテンシャルアップを図りたいですね。また今回は2000ccクラスに対応するために、フォード・フォーカス対応のレース用ダンパーを新たに開発。2週間前の事前テストから好感触で、レースウィークでも様々なデータを得ることができました。テクニカルコースに対してはセッティングの方向性が分かってきたので、今後は高速コースでも対応できるようにスタビリティを上げてマシンを安定させたいです」
Pos.
No.
Driver
Class-Pos
Team/Car
Time
Lap
1
1
郭海生
1600cc-1
基亞車隊
36'31"840
19
2
2
林立峰
1600cc-2
基亞車隊
36'39"800
19
3
5
韓 寒
1600cc-3
上海大眾333
36'51"024
19
4
20
黄楚涵
1600cc-4
778車隊
37'39"660
19
8
21
王少峰
1600cc-8
778車隊
36'32"278
18
Pos.
No.
Driver
Class-Pos
Team/Car
Time
Lap
1
3
李萬棋
2000cc-1
長安福特車隊
40'17"217
19
2
6
左小龍
2000cc-2
長安福特車隊
40'18"809
19
3
7
陸淦
2000cc-3
韓泰輪胎陸方車隊
40'21"045
19