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世界ラリー選手権(WRC)
〜Telstra Rally Australia〜
2006.10.26〜29
テインGr.Nダンパー装着車4位、5位入賞
ラリーは舞台をオーストラリアの西部、パースに舞台を移し終盤戦を迎えた。ここオーストラリアはボールベアリングロードと言われる非常にスリッパリーな路面とコースに隣接する木々の間を高速で抜ける非常にリスキーでチャレンジグなコース。今回のテインGr.Nダンパー装着車は、今回優勝しシリーズ優勝に繋げたいスバルインプレッサ GDB-Fを駆る、アキ・テイスコネン選手、同じくインプレッサ GDB-F型を駆るロシアラリー選手権の覇者 セルゲイ・ウスペンシキー選手、OMVストールレーシング三菱ランサーエヴォリューションIXを駆るブルガリアのジェイセン・ポポヴ選手の3台だ。
ボールベアリングロード
10月23日(月) グループテスト(合同テスト)
P-WRC参加チーム合同で行われたグループテストでのテインGr.N装着車は、アキ・テイスコネン選手、セルゲイ・ウスペンスキー選手の2台。OMVチームはシッピングのトラブルから車両が間に合わずテストをキャンセルした。参加した2台は順調にテストプログラムをこなした。
テスト中のUsupenskiy車 テスト中のTeiskonen車
10月26日(木) シェイクダウンテスト〜ラリースタート
朝からグループテストのコースと程近いエリアにてシェイイクダウンテストが行われた。また、夕方からはパース市内のスタジアムを使用したスーパースペシャルステージがいよいよ始まり、テイスコネン選手、ウスペンスキー選手、ポポヴ選手の各選手はそれぞれ7位、8位、9位で終えた。本格的なステージはいよいよ明日からだ。

10月27日(金)レグ1(SS3〜11)
いよいよラリー本番のスタート。先ずは地元のヘリッジ選手が抜け出し、なんとしてもポイントを稼ぎたいアライ選手が2位、この日の終盤のSSでスパートしテイスコネン選手は4位まで順位を上げ、ウスペンスキー選手は事故の後遺症もありペースが上がらず7位、OMVは燃料タンクのトラブル、ターボトラブルで出遅れた。

10月28日(土)レグ2(SS12〜20)
LEG2では地元のヘリッジ選手が安全パイをとりスローダウン、上位を目指すテイスコネン選手は全開アタックはしていないものの徐々にペースを上げて3位まで順位を上げた。OMVのポポヴ選手はLEG2終了時点でターボトラブルからリタイヤとなった。

10月29日(日)レグ3(SS21〜26)
ラリー最終日のこの日大波乱が。LEG2をトップで終えたリガト選手は昼のサービスをスタートできずリタイヤ、この時点で苦せずして順位を2位に上げたテイスコネン選手はLEG3スタート時に27秒あったトップとの差を昼までに13秒差へと詰め、午後は優勝目指して全開アタックを敢行。しかし、若さかSS25ステージ中盤のクレストを含む高速コーナーでアウト側にリヤをヒット万事休す。大転倒を演じて順位を下げてしまう。結果順位を下げて4位入賞、事故の後遺症から苦戦を強いられたウスペンスキー選手も5位でラリーを締めくくった。
成績
順位 No. ドライバー/コドライバー 車両 タイム トップとの差 備考
1 37 J.ラトバラ / M.アンティラ SUBARU IMPREZA GDB-F 3:32:21.0 0.0  
2 36 M.バルダッチ / G.アグネス MITSUBIHI LANCER EvoIX CT9A 3:32:54.7 33.7  
3 41 D.ヘリッジ / B.ヘイス SUBARU IMPREZA GDB-E 3:33:33.8 1:12.8  
4 45 A.テイスコネン / M.アンティラ SUBARU IMPREZA GDB-F 3:42:31.1 10:10.1 TEIN Gr.Nダンパー装着車
5 42 S.ウスペンスキー / Dエレミー SUBARU IMPREZA GDB-F 3:47:00.5 14:39.5 TEIN Gr.Nダンパー装着車
R 43 J.ポポヴ / D.ポポヴ MITSUBIHI LANCER EvoIX CT9A - - TEIN Gr.Nダンパー装着車
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