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2006年度全日本ラリー選手権第2戦
〜久万高原ラリー〜
2006.4.28〜30
復活の石田正史 6位入賞!
全日本ラリー選手権第2戦は愛媛県の久万高原を舞台に開催された。
開幕戦から引き続きコースはオールターマック。舞台となる四国の山々の道幅は狭く高速コーナーから低速の連続するコーナーなどさまざまに変化し、また刻々と変わる天候によってショックアブソーバーのセッティングも難しいラリーとなった。
開幕戦をコースアウトによるリタイヤに終わった石田選手は入念なテストでこのラリーに上位入賞を狙う。前日までの快晴は影をひそめ、どんよりとした雲のなかラリー車はスタートした。1レグをドライ路面のセッティングでスタートした石田選手、しかしSS2からの雨によりセッティングが合わずタイムが伸びない。
総合5位でサービスへ入った石田車はセッティング変更に悩むがまだドライ路面も各所にありそのままのセッティングで次のステージへスタート。SS6まで大きな順位の変動はなく、またSSによっては濃霧に見舞われる天候となり石田選手は4位まで10秒、6位まで20秒差と完走モードでの走行へ切り替える。しかしSS8深い霧の中果敢にアタックを続けるベテラン大庭選手に抜かれ6位へと順位を落とす。最終サービスでウェットセッティングへと変更し巻き返しを計ろうとした矢先、予定されていた18kmのロングのSS10が日没と濃霧によりキャンセルされ、SS9までで競技終了、石田選手は6位入賞でラリーを終える。
石田選手は昨年のラリー北海道の事故による負傷で競技から遠ざかっており復帰後初の完走。そして6位入賞と周囲の選手たちからも祝福の拍手を受けていた。
第3戦の東京ラリーは今シーズン初のグラベルイベント。復活の石田選手の活躍に期待したい。
正式結果
Pos. Dr. / Co-dr. TEAM Class Total Difference from
leader
1 勝田 / 北田 スバルラリーチームジャパン・インプレッサ JN-4 52:33.8 0:00.0
2 奴田原 / 小田切 ADVAN−PIAAランサー JN-4 52:45.8 0:12.0
3 松井 / 佐藤 アドバンPIAAKYBランサー JN-4 52:55.4 0:21.6
4 北村 / 晝田 think3・DL インプレッサ JN-4 53:33.8 1:00.0
5 大庭 / 高橋 REPSOL−ADVANランサー JN-4 53:40.1 1:06.3
6 石田 / 宮城 DLテイン マルシェ ランサー JN-4 53:51.3 1:17.5
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