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ポーランドラリー選手権
〜33rd Rally Warszawski〜
2006.9.29〜10.1
テインGr.Nダンパー装着車クザイ組3位入賞!
テスト中のクザイ車 テスト中のフリッチ車
初秋の空気漂うポーランドの首都、ワルシャワからおよそ100kmの距離にあるチェハノフ周辺の高速グラベルを舞台にポーランド選手権第7戦は行われた。泣いても笑っても今回がポーランドラリー選手権の最終戦である。今回テインGr.Nダンパー装着車は、スバルポーランドラリーチームのインプレッサGDB‐E、おなじみポーランド最速ドライバー、カーナンバー1号車 クザイ/シュチェパニャック組に加えて、同じくスバルポーランドラリーチームのインプレッサ GDB-Eを駆るフリッチ/シュプカ組の2台である。現在シリーズランキングではクザイ組は前回のニコンラリー終了時点でシリーズチャンプ確定、フリッチ組は現在8位である。

9月28日(木) シェイクダウンテスト(プライベートテスト)
チームの本拠地クラコフからワルシャワへ移動し、午後からテストを実施。両車ともにソフトでサンディなグラベルに合わせて微調整。クザイ組は減衰力セッティング等様々なプログラムをこなした。フリッチ組はテインGr.Nダンパーの使用は2度目だが順調にセッティングを終了、好みの仕様になったようだ。
牛のご一行様もお通りになるテスト場所
9月29日(金)プロローグラン(SSS1)
この日はセレモニースタートの後ワルシャワ郊外に設定されたターマック+グラベルのスーパースペシャルステージ。幹線道路際の教習所+ローカル空港の敷地を使用し多数のスペクテイターが訪れた。Kuzaj組は燃料系トラブルと思われるパワー不足に悩み10位、フリッチ組は4位と健闘した。
SSS1 クザイ車 SSS1フリッチ車
9月30日(土)レグ1(SS1〜6)
ラリーサーカスは昨日のうちに約100km移動しチェハノフ入り。朝からステージはスタートした。クザイ組は右側面をヒットするほど果敢に攻めたがパワー不足に加え、ミッションの選択を誤り後退、7位でLEG1を終えた。フリッチ組は前半5位と健闘していたがSS5でミッショントラブル、ステージフィニッシュできずにスーパーラリーとなり17位へ後退してしまう。
ドア交換中のクザイ車
10月1日(日)レグ2(SS8〜12)
フリッチ車は前日ミッション交換を終え最終レグへ向け万全を期す。クザイ車もECU、ターボ交換など最善を尽くしトップタイム2回、2位2回、3位2回と順調に飛ばし上位の脱落も手伝い最終的には3位をゲット、フリッチ組も善戦するが昨日のスーパーラリーとなったの影響が大きく最終的に12位フィニッシュとなった。
成績
順位 No. ドライバー/コドライバー 車両 タイム トップとの差 備考
1 3 ベベネック/ベベネック LANCER EvoIX CT9A 1:36:37.6 0.0  
2 10 ルビアック /ウィスタフスキ LANCER EvoIX CT9A 1:37:14.5 36.9  
3 1 L.クザイ /シュチェパニャック IMPREZA GDB-E 1:37:58.1 1:20.5 テイン製Gr.Nダンパー装着
4 10 ソロヴォウ /バラン LANCER EvoIX CT9A 1:38:17.0 1:39.4  
12 9 フリッチ /シュプカ IMPREZA GDB-E 1:31:49.6 1:48:43.0 テイン製Gr.Nダンパー装着
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