今シーズンの最終戦となる第8戦は広島のテクニックステージタカタで開催された。

10月7日(土)に行われた公開練習は時折雨も降っていたが、8日（日）の決勝当日は秋晴れの絶好のダートラ日和となった。今年のタカタのコースはハイスピードなレイアウトの中に180°ターンが設定された前半セクションと中低速コーナーをつないだ後半セクションで構成され難易度の高い設定となった。

SA1クラス、第7戦まででシリーズランキング2位の木島。ここタカタは得意とするコース。ここで勝ち 逆転シリーズチャンピオンを狙う。1本目は2本目を狙ったタイヤ選択で3位。装着したTYPE HGのセッティングも決まりDC5インテグラを自在に操れることを再確認し2本目に臨む。手ごたえを掴んで迎えた2本目木島は中間ベストタイム！そしてゴール後のアナウンスでトップタイムを確認する。しかしそのタイムは後続のシードゼッケン山崎に0.4秒逆転され2位となる。シリーズトップの山田も木島には届かないものの3位入賞し、木島は惜しくもシリーズ2位で今シーズンを終えた。

SA2クラス、シリーズチャンピオンを決めている北村。2本ともにベストタイムを刻み、ここでも華麗なドリフトをギャラリーに披露した。ライバル櫛田は1本目でハーフスピン。2本目も攻めきれずに9位に終わる。

SC3クラス、前戦門前でライバル谷田川にシリーズチャンピオンを決められてしまった炭山。最終戦は勝って意地を見せたい。1本目、その谷田川に0.2秒離され2位。最終戦も接戦を繰り広げる。逆転を狙う2本目。炭山はタイムを狙ったクレバーな走りで唯一1分32秒台をたたき出しトップに立つ。チャンピオンを決めた谷田川もこのタイムを破ることは出来ず、炭山は最終戦を優勝で終えた。

今シーズンN2原、SA2北村、SC1石井と3クラスをシリーズを制し、N1児島、SA1木島、SC3炭山シリーズ2位とテインユーザーが活躍しました。 来年もテイン勢の活躍にご期待ください。