全日本ダートトライアル第2戦は、福岡県にある三井オートスポーツランドにて開催された。

前日の公開練習では雨が降り続き、決勝当日は路面がWETからDRYへと変化する難しいイベントとなった。

注目はN2クラスの原選手。今回から車両をストーリアから新型BOONへ乗り換え初の本番となる。今回は「TYPE HG」のBOON用試作品を装着し本番へ臨む。前日の公開練習ではサスペンションのセッティングが合わず急遽仕様変更を行ったが、決勝では1本目、2本目共にベストタイムをたたき出し見事BOON、M312S用「TYPE HG」のデビューウィンを飾る。またN2クラス2位へは今回でストーリア最後となる岡林選手が入賞した。

SA2クラス、全日本8連勝中の北村選手。今回も豪快な「キタムラ走り」でギャラリーを沸かせ、2位に1秒以上のタイム差をつけ連勝記録を9へ伸ばす。ライバル櫛田選手はCT9Aのセッティングに悩みながら3位入賞となる。

SC1クラス、前回2位の石井選手。今回「TYPE HG」のセッティングを変更して臨むがトップに0.2秒及ばず2位となる。

次戦、第3戦はスポーツランド信州にて開催される。信州を得意とする北村選手の豪快な走り、CT9Aのセッティングを煮詰め優勝を狙う炭山選手、テインユーザーの活躍に期待したい。