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| 自動光軸調整機構 / オートヘッドライトレベリング機構 |
2006年1月の灯火器技術基準改正で、ディスチャージヘッドランプは自動光軸調整機構、ハロゲンヘッドライトは手動光軸調整機構の搭載が自動車メーカーに義務付けれました。
一般的に自動光軸調整機構は「オートヘッドライトレベリング機構」と称される事が多いです。機構的には前後(または後ろのみ)のサスペンションに車高を感知するレベリングセンサーが取付けられており、乗車人数や 荷物の積み込みによる車高の変化に応じて光軸を上下させるものです。このセンサーはボディ側に固定されており、そこから出ているリンクがロアアームやショックアブソーバ等につながれている形になります。【写真9】
新型エスティマ(ACR/GSR50/55W)の自動光軸調整はRr左側にあるレベリングセンサーにて車高を感知してヘッドライトの光軸を調整しています。そのため車高調・ダウンスプリングに変更し車高を落とすとレベリングセンサーがRrのみにしかないため車高を水平にダウンしても、Rrのみ下がった状態と車が勝手に判断してライトの光軸を下に下げてしまいます。車高が下がれば下がるほど、光軸を制御してライトの光軸がさらに下を向きますので、そのため「GT WAGON」等ダウン幅の多いアイテムを装着した場合はかなり光軸が下を向き手前を照らし、ライトが暗いと感じてしまう現象が生じます。
なお「HIGH.TECH」など車高ダウン量が少ないアイテムの場合はほとんど気づかないレベルと思われます。この光軸ズレについては次の方法にてコントローラを初期化することで、対処可能です。
ガソリン残量を10リットル以下にして、平坦な場所に車両を停車させてください。積み下ろし可能な荷物は全て下ろし、ヘッドライトを消灯してください。その際、イグニッションはONです。ステアリングコラムの下にある故障診断コネクトの8端子と4端子の間を短絡させます。【写真10、図11】その際は、トヨタ純正のSST09843-18040を使用してください。SST09843-18040の詳細はトヨタディーラーにてご確認ください。端子の短絡後20秒以内にヘッドランプディマスイッチにて、パッシング操作を3回以上繰り返してください(注意:パッシング操作は1秒間隔で行ってください)。パッシング操作後、メーター内のウォーニングランプの表示を確認して下さい。「点滅なし→2Hz3回点滅後、消灯」と変われば初期化終了です。初期化が正常に終了しない場合は、お手数ですが、トヨタディーラーにお問合せください。初期化終了後は、ライトの光軸を壁等に写しながら、ヘッドライトのエーミングスクリューにて光軸を微調整してください。
また、AFSとオートヘッドライトレベリング機構を混同されている方が多いようです。AFSとは「アダプティブ・フロントライティング・システム」の略で、ヘッドライトのオートレベリング機構(上下方向の光軸調整)に加えて、ステアリングの操舵角(および車速)に応じて左右方向にも照射範囲が可動するものです。「オートヘッドライトレベリング機構=AFS」ではありませんので、ご注意ください。 |