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プロダクションカー世界ラリー選手権 Rd.6 Acropolis Rally of Greece
 
灼熱のラリーギリシャ
 
P-WRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)第6戦「アクロポリス・ラリーギリシャ」が6月12日〜14日にギリシャの首都、アテネから約100km西にあるルトラキ周辺を舞台に開催された。
 
今回は毎日気温が40℃以上になる灼熱のラリーで、クルーにも車両にもチームにも非常に過酷な環境下での開催となった。この過酷なラリーにTYPE Gr.Nを装着したGRB型インプレッサのドライバー「P.フローディン選手」とウスペンスキー・ラリー・テクニカチームが挑んだ。
 
DAY1のSSは6本、SS総距離は140km。
SS1、SS2は車両バランスに不安定な点があり、ペースを上げられずに8位フィニッシュとなった。SS3の後に車高と減衰力を調整し、「良いバランスになった」とコメントを残したものの、高い気温による走行中のオーバーヒートやタイヤが溶けてしまうことを懸念し、ペースを少し抑えてDAY1を総合8位で終えた。
 
DAY2のSSは6本 SS総距離は135km。
SS6を3位で終え、上位を目指してアタックを続けたが、SS8でタイヤがパンクしタイムロス。その後、パンクの影響からかデフに問題が発生し、昼のサービスでギアボックスを交換しアタックするも、タイムを出せずに総合12位で終えた。
 
DAY3のSSは5本 SS総距離は95.26km。
DAY1から続いたトラブルが後を引いたものの、果敢な走りを続けDAY3を総合8位でフィニッシュ。結果は残念なものになったが、トラブルを克服し貴重なポイントを得たP.フローディン選手。
次回のラリーオーストラリアでのP.フローディン選手とTYPE Gr.Nの活躍に期待したい。
順位 No. ドライバー 車両 タイム 備考
1 59 L.アタナソウラス ファビオ スーパー2000 4:22:30.1  
2 50 N. アルアティヤー インプレッサ +22.3  
3 47 A. アラウージョ ランサー Evo. IX +2:16.9  
9 45 P.フローディン インプレッサ +14:58.7 テイン装着車
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