全日本ラリー選手権第1戦は昨年と同じく佐賀県唐津市周辺を舞台に開催された。
開幕戦から3戦はターマックラリーが続き、各選手ここでまずリズムを掴みたいところ。ギャラリーステージとなる競艇場のSSを中心に林道ステージを組み合わせた13のSSで争われる。
昨シーズンこのラリーをコースアウトによりリタイヤに終わった石田選手は入念なテストを行い優勝を狙う。前日のレッキは時折雨が降りWET路面となる場所もあったが、一夜明けたレグ1当日は朝から晴天となり完全なDRY路面へと変わった。
唐津競艇場のSS1を7番手タイムでスタートした石田選手、続く林道でのSSから追い上げSS4で4位、SS6で3位に浮上する。4位の横尾選手とは僅差、トップ勝田選手、2位北村選手との差は大きく初日レグ1を3位のまま終える。
続く2日目レグ2、上位2台とはタイム差があり3位キープを狙う石田選手。後続4位横尾選手とのタイム差が気になる。熾烈な3位争いになるかと思われたがこの日の4SS全てで横尾選手に勝ち、3位入賞となった。 |