全日本ラリー選手権最終戦は愛知県の新城市郊外山間部のターマックコースを舞台に開催された。
惜しくもシリーズチャンピオンを逃してしまった石田選手だが、最終戦を優勝で飾り来シーズンへ繋げたいところだ。
前夜に降った雨も乾かないまま始まったレグ1、SS1スタート直後に石田選手のマシンを不運が襲う。駆動系のトラブルから走行不能、リタイアとなってしまう。代わってSS1でベストタイムをマークしたのは九州から参戦の徳尾選手。SS2ではチャンピオン勝田選手に逆転されてしまうがその後のSSでも2位、3位と好タイムをマークしレグ1を2位で終える。
続くレグ2、この日も好タイムをマークする徳尾選手だったが、SS10でこの日調子を取り戻した奴田原選手に逆転を許してしまい、3位へ後退。しかしその後も4位とのタイム差を守りきり、全日本ラリー自身最高位の3位入賞で最終戦を飾った。 |