全日本ラリー第7戦は北海道は十勝川温泉をスタートし、陸別周辺を中心に開催された。
前戦ラリー北海道では無念のリタイヤとなった石田正史選手。その雪辱を晴らすべくSS1からベストタイムを刻む。その後も好タイムを刻みレグ1を終了し3位につける。レグ2陸別サーキットを中心とした3本のSSが行われるが石田選手はセッティングに苦しみタイムが上がらない。4位石田雅之選手の猛烈な追い上げが迫る中、石田選手は堅実な走りで3位死守を目指す。最終のSS11を終え4位との差は0.6秒。僅差で3位入賞を果たした。
また今年からCT9Aへ乗り換えた鎌田恭輔選手。SS1で7番タイム、SS5で6番タイムと好タイムをマークするものの本来の速さは見えない。セッティング・車両の特性などラリージャパンへ向けてテストしながらの走行となる。最後は11位でラリーを終える。 全日本ラリーも後半戦に突入し、WRCラリージャパンを挟み残すは2戦。調子を上げてきた石田選手。ラリージャパン出場の鎌田選手の活躍に期待したい。 |