全日本ラリー選手権第4戦は福島県を舞台にMSCC東京ラリーが開催された。
第3戦のひえつきが昨年の台風による被害で中止となった為、今年初のグラベルでのラリーとなった。
前回のラリーでは苦手とするターマックラリーで6位入賞し、復活をアピールした石田選手は事前のテストでセッティングを決めた「TYPE HG」で優勝を狙う。
ゼッケン8番でスタートした石田選手、SS3でベストタイムを刻むなど好調な滑り出しで第1ステージ終了時に総合3位につける。しかし続く第2ステージでは思ったようにタイムが伸びず5位でこの日のステージを終える。この日最後のサービスではSS8で側溝にヒットさせ破損したフロント左側のステアリングタイロッドとショックアブソーバーを交換し、翌日の第2レグでの巻き返しを狙う。第2レグが始まると、最初のSS9から果敢に攻め、SS11では4位田口選手との差を2.4秒まで詰めるが届かず5位のままフィニッシュを迎える。
第5戦は京都で開催のターマックラリー、苦手なターマックをどう攻略するか?そして第6戦はアジアパシフィックラリーと併催のラリー北海道。シーズンも中盤戦へ差し掛かり石田選手の巻き返しに期待したい。 |