スーパー耐久レースも折り返し地点の第4戦を迎え、富士スピードウェイにてスーパーTECが開催された。テインユーザーは8台がエントリーし、レースウィークだけでなく、この夏一番の酷暑の中、決勝レース4時間を戦い抜いた。
ST1クラス、#1ARTA DENAG GT3はシリーズ完全制覇に向け、決勝を見据えてセッティング煮つめる。予選は2位に0.6秒の差をつける貫禄のポールポジションをGET。ST3クラスはFD勢が上位を独占。#15岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7がクラスポール。以下、3位にeeiA ings Z、4位に#27 FINA SUNBEAM ADVAN M3、5位に#23 C-WEST ADVAN Zがつける。
決勝レースは、スタートから追いすがる#28の追撃を交わした#1ARTA DENAG GT3が磐石のレース運びで、全車を周回遅れにする完勝を遂げた。ST3クラスは、#23 C-WEST ADVAN Zがスタートから飛び出し、#15岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7、#33 eeiA ings Z、そして#27 FINA SUNBEAM ADVAN M3が追い上げる、テインユーザー同士の争いとなった。ここまで2勝を挙げシリーズをリードする#33 eeiA ings Zは電気系トラブルを抱え後退、ピットインして修復、リスタートしたもののリタイヤしてしまう。十勝で2位に入り好調の#27 FINA SUNBEAM ADVAN M3は終盤デフトラブルによりピットインを余儀なくされ完走するに留まった。その結果、#23がクラストップでチェッカーを受けたが、レース後の再車検で失格となり、幻の優勝となった。繰上げでクラス優勝となったのは、ポールから安定したラップを刻んだ#15岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7。今期2勝目となり、シリーズポイントでもトップに立った。
これで開幕戦からST1/ST3の優勝はテイン勢が独占、連勝を伸ばした。 |