2006年スーパー耐久レース第2戦が鈴鹿サーキットで開催。テインユーザーは8台がエントリーした。
レースウィークは木曜のフリー走行から雨に祟られるが、決勝に向けて徐々に天候が回復したものの、コースコンディションがめまぐるしく変わり、車両セッティングに苦労するレースとなった。
ST1クラス開幕戦を制したディフェンディングチャンピオンARTA DENAGはドライバー予選こそ3位に留まるが、グリッド予選は2位に1秒差をつけるダントツのトップタイムで決勝に臨む。
ST3クラスでは、開幕戦2位の岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7がクラスポール、3位にもテインユーザーのC-WESTADVAN Zが入りった。開幕戦を制したトータルスポーツings Zはクラス5位からのスタートとなった。
快晴で向かえた5/21の決勝はポールポジションから飛び出した#1ARTA DENAG GT3が落ち着いてスタートを決めると、レースラップでも2位以下を圧倒。2回のピットインで一時的に他車の先行を許すが、2回目にはコース上で先行車をパスしてトップに復帰すると、2位に1Lap近い差をつけて圧勝した。ST3クラスでは#15岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7が予選ポジションを守ってレースを引っ張る展開でスタート。
#23 C-WEST ADVAN Zが予選3位から好スタートを決め、7周目に#15をパスしてトップに立った。しかし、ルーチンのピットインの前にガス欠症状が発生し緊急ピットインし、レースの主導権は再び#15に戻ることとなる。代わって#15を追いかけたのは開幕戦を制した#33トータルスポーツings Z。序盤の接触事故で10秒のペナルティストップを受けてしまったものの、先行する#15を上回るペースで追い上げを見せるが、結局#15が逃げ切って今期1勝めを挙げた。
2位には終盤#83との争いを制した#33トータルスポーツings Zが入賞した。 |