2006年スーパー耐久レースシリーズが仙台ハイランドレースウェイで開幕、テインユーザーは8台がエントリーした。
今年から燃料タンク容量が95Lに統一、またビットインの回数も2回義務付けられるなど、より戦力が均衡し、耐久レースらしい接戦が展開されるようレギュレーション変更が実施された。
ST1クラス木曜から走行し、入念にセッティングを煮詰めたディフェンディングチャンピオンARTA DENAGがドライバー予選、グリッド予選ともにトップタイムで決勝に臨む。
ST3クラスでは、クラス1位から5位までをテインユーザーが独占し、決勝での活躍を予感させる。
決勝は4/23、ポールポジションから飛び出した#1ARTA DENAG GT3は落ち着いてスタートを決めると、終始安定したペースで周回を重ねて後続を引き離す。1回目のピットインの際には2位に26秒差、2回目のピットでは2位の車両の前にコース に復帰するなど、王者の貫禄を見せつけるレース運びで完勝した。
テインユーザーが6台のエントリーを数えるST3クラスでは#23 C-WEST ADVAN Zが予選3位から好スタートを決め、序盤レースを引っ張るが、#14岡部自動車ディクセルRX-7と接触して後退。代わってトップに立ったのは#15岡部自動車アドバンRX-7。
2回ピットインの義務付けにより、燃費に勝るZ33,NSXを従えて終盤までトップをキープ。終盤2回目のピットストップを給油のみとして飛び出すが、惜しくも#33トータルスポーツingsZに逆転を許してしまう。#33は昨年の最終戦もてぎに続く
2連勝となった。2位には#15岡部自動車アドバンRX-7が入賞。3位には今年からテインユーザーとなった#27FINA SUNBEAMADVAN M3が入賞した。 |